黒田清輝画伯の筆による「湖畔」は中学校社会科全教科書にて
掲載されています。
モデルは後に夫人となる照子さん。
描かれた場所はお正月に開催される箱根駅伝の復路のスタート地点(芦ノ湖)になります。

代表作「湖畔」(画像)をまず、思い浮かべてしまい全体的には女性の美しさを
存分に引き出す画法かと思っておりました。
しかしながら雲居としては今日の展示内容を観る限りでは
美しさを引き出すというよりも「人間らしさを引き出す」画法と
説明した方が良いのではないかなと感じました。
ミレー風の風景が描かれたと思うとサイケ調でゴッホを彷彿させる人物画が
あったり、かと思えば「湖畔」のように正統派の美人画を描いたりと、
それはそれはバラエティに富んだ画法の持ち主のようでしたが
「裸体画論争」に代表されるように「裸体画」も沢山残しています。
「裸婦」の下半身を腰巻で覆って展示される「腰巻事件」に巻き込まれながらも
自分の持つ信念に屈せず美しい裸婦の秀作を描き続けてくれました。
※↓素人の感想ですので参考にはなさらないでくださいませ(笑
雲居がどーしても気になる点は黒田画伯の描く女性の顔立ちについてです。
一部の作品に見受けられる特徴として
国内外問わず女性の顔を描く際にサイケ調に表現したり
10〜30代であろう女性を、お孫さんのいるようなお年頃の方にみえるように
描いたりと、まるでツルツルお肌は必要ないといわんばかりの画法には
まだまだ理解出来ない部分が沢山あります。
これは
黒田清輝=湖畔
のイメージが強いせいでしょうね。
最初の方で書き込ました『美しさを引き出すというよりも「人間らしさを引き出す」画法』
今回の展示で黒田清輝画伯の感性の一端にちょっとだけ触れられたような気がしました。
でも、やっぱり解りませぬ(汗
まだまだ修行がたりません (;´д`)ハヒュッ